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骨髄バンク・移植ドナーの費用/医療保険の支払、加入の目安

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保険会社と言えば、保険金の支払漏れ・不払い問題など悪しきイメージが拭いされないですね。

どこの保険会社のCMでも好感度やクリーンさを必要以上に強調してるのは、少しでもイメージをよくしたいからと思います。

2010年頃より社会貢献の一環として、保険会社各社では”白血病”などの治療を目的とした骨髄ドナーの「骨髄採取」に対して、手術給付金をお支払いする動きが広まっています。

骨髄提供者(ドナー)に対して、"入院給付金の20倍”(入院日額10,000円なら200,000円)としているのが一般的です。

「骨髄幹細胞採取」だけではなく、「末梢血管細胞採取」もお支払い対象としている保険会社もあります。

今回は、骨髄バンク・移植ドナーについて、医療保険の支払事情をご紹介いたします。

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骨髄採取の支払要件(ドナー側)

骨髄採取の支払要件は、”責任開始日より1年を経過していること”、および”保険期間を通じて1回限り”です。

時折、加入して3か月以内にドナーとしての保険金請求があります。おそらく家族のために骨髄移植を決意した人が、少しでも治療費の足しにと慌てて加入したものと推察しています。

道義的には理解できますが、まことに残念ながら、1円もお支払いすることはできません。

ドナーの入院給付金は?

骨髄ドナーになり、骨髄移植をするためには、数日間の入院を伴います。

骨髄ドナーの入院は「治療を直接の目的とする入院」ではないため、入院給付金のお支払い対象外です。

また、対象となる保険は、基本的に”医療保険と医療特約”であり、”がん保険”は対象外です。

レシピエント(受容者側)は?

医療保険・がん保険の入院給付金、および手術給付金の支払対象です。がんの治療を目的としているのですから、当たり前ですね。

まとめ

保険会社はボランティアではなく、あくまで利益を追求する企業です。

”公平性の原則”と”企業の社会的責任”を実現するために、”加入してから1年”としているのは、”逆選択を排除”するためにもある程度やむを得ないものと思います。

しかしながら、多くの保険会社は、新規の契約だけではなく、既存の契約にも無料で適用しています。

最近主流の公的医療保険連動型だけではなく、古くは昭和のころに加入した保険の医療特約(手術88種など)であっても、同様の取り扱いとしている保険会社がほとんどです。

あまり一般の方には知られていませんが、保険業界の取り組みが1人でも多く骨髄バンク登録者を増やし、白血病などで苦しんでいる方に、少しでもお役に立てることを切に願うばかりです。

-放射線科・血液内科

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