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下肢静脈瘤・足のむくみの治療・解消法/医療保険の支払・加入の目安

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下肢静脈瘤は足の血管の病気です。静脈瘤とは、血管(静脈)がこぶ(瘤)のようにふくらんだ状態のことです。

男女ともに立ち仕事(販売員・教師・美容師・調理師など)の人に多く、年齢を重ねるほど発症する人が増えていきます。

また、出産経験のある女性の2人に1人が発症するとも言われています。

下肢静脈瘤は良性の病気であり命の危険はなく、急速に悪化することもありません。

しかし、むくみ(浮腫)やだるさ、かゆみなどの症状が慢性的に発生し、専門の病院で適切な治療を施さないと長期間悩まされ続けることになります。

下肢静脈瘤が慢性化して潰瘍になったり、むくみの原因が他の重篤な疾患(肝硬変・腎不全・心不全・甲状腺機能低下症・深部静脈血栓症など)かもしれません。

発症すると放置していても治りませんし、早期に専門の病院で診てもらうことが大切だと思います。

今回は最初に、下肢静脈瘤の主な治療・解消方法を4つ紹介します。

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下肢静脈瘤の主な治療・解消方法

①保存的治療
・弾性ストッキングなどで症状を改善したり、進行を予防する治療
・自己負担額 5,000円~10,000円

②硬化療法
・硬化剤を局所に注射して、消失させる治療
・自己負担額 10,000円~30,000円

③手術療法(ストリッピング手術)
・静脈瘤のある静脈自体抜き取る治療
・自己負担額 30,000円~50,000円(外来の場合)

④血管内治療(高周波・レーザー)
レーザーファイバーで静脈を閉塞させる治療
・自己負担額 50,000円~100,000円(外来の場合)

では、医療保険、生命保険では下肢静脈瘤の主な治療は支払対象となるのでしょうか。

手術88種タイプと公的医療保険連動型タイプに分けて紹介します。

手術88種タイプの場合

◇手術88種タイプの場合

手術番号20「静脈瘤根本手術」に該当するかどうかが、支払判断の分かれ目です。

①保存的治療
・手術や薬を投与しないため対象外

②硬化療法(K617(2))
・一般的に対象外

③手術療法(抜去切除術K617(1)・高位結紮術K617(3))
・手術給付金10倍の支払対象

④血管内焼妁術(K617-4)
・手術給付金10倍の支払対象

公的医療保険連動型タイプの場合

①保存的治療
・手術や薬を投与しないため対象外

②硬化療法(K617(2))
・②手術給付金の支払対象(60日に1回のみ)

③手術療法(抜去切除術K617(1)・高位結紮術K617(3))
④血管内焼妁術(K617-4)
・③④ともに手術給付金の支払対象

まとめ&新しい保険の加入は?

下肢静脈瘤の人はこれから保険に加入できるのでしょうか。医療保険とがん保険・生命保険(死亡保障)に分けて、一般的な”加入の目安”を紹介します。

◇医療保険

①治療中(経過観察中も含む)
・部位不担保(該当の下肢)にて加入OK

②完治後(手術なし)
・部位不担保(該当の下肢)にて加入OK

③完治後(手術あり)
・完治後6カ月~1年経過すれば、無条件で加入OK

※部位不担保・・・該当箇所に発症した疾病を、一定期間(数年)支払対象外になること

◇がん保険・生命保険(死亡保障・団信含む)

①治療中(経過観察中も含む)
②完治後(手術なし)
③完治後(手術あり)

①~③ともに、無条件で加入OK

上記はあくまでも”加入の目安”です。再発歴がある場合などは、加入できなかったり、加入条件が悪くなったりします。

もし、病院に行ってしまった後でも、手術予定との診断がなければ、告知緩和型の医療保険なら加入できます。

足のむくみやだるさを感じて下肢静脈瘤かもって思ったら、遅くても病院に行く前には新しい保険へ加入することをおすすめいたします。

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